甜茶(てんちゃ)

中国で古くから飲まれている甘い健康茶

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甜茶(てんちゃ)とは、中国茶の一つで、漢字で「舌」に「甘い」と書くように、甘いお茶を総称して甜茶(てんちゃ)と呼びます。俗に花粉症を代表とする各種アレルギー症状に対して効果があるといわれています。

「甜茶」とは?

“甜茶”は、中国茶の中でも甘いお茶の総称ですが、甜茶として使われている中でも得に、バラ科キイチゴ属の“甜葉懸鈎子(てんようけんこうし)”には、アレルギー反応を抑える効果があるということで、日本でも健康茶やサプリメントとして、一躍有名になりました。

甜茶の効果・効能

甜茶(甜葉懸鈎子)には、古来より食欲増進効果や去痰効果があるとされています。また甜茶(甜葉懸鈎子)には、甜茶特有のポリフェノール(GOD型エラジタンニン1)、2)が含まれており、この成分がアレルギー症状を引き起こす物質(ヒスタミンやロイコトリエンなど)の増加を抑え、アレルギー症状を緩和するといわれています。

甜茶の臨床試験データ:抗アレルギー

アレルギー症状、特に鼻炎は、人間にとって殆ど害のないもの(例えば花粉や黄砂)に対し、過剰な免疫反応が引き起こされ、くしゃみや鼻水といったアレルギー症状が現れる疾患です。
三重大学で行われた通年性鼻アレルギーに対する甜茶の臨床試験では、甜茶を含んだ飴を1日3粒(甜茶として120mg)、4週間摂ることで、およそ4割強の試験者に対して改善効果が見られたという報告があります。3)

参考文献

1)食品工業, 40, 52-59. (1997)
2)Cell. Pharm. Bull., 55(9), 1325-1331. (2007)
3)耳鼻咽喉科展望, 38(4), 519-532. (1995)